空太にとって私が解けない問題なんか糸も簡単に解けるだろう。

頭脳の良さは月とすっぽん並みだ。

言わなくても、空太が月で私がすっぽん。

横にならんじゃだめだ。

でもね…隣にいたいんだよ。

そうだ!聞きたい事があったんだ。

「空太はどこの高校受けるの?」

受験の話をするのは初めて。
いつもくだらない話ばかりだから。

出来れば同じ学校に行きたい。

私は空太の返事を息を吞んで待った。

「和泉ヶ丘に行くつもり」

空太の発言した言葉に言葉を失った。

和泉ヶ丘は名門校。
偏差値も高いし、規則だって厳しい。

近くの学校にすればいいのに。

さっき同じ学校に行きたいと思っていた自分に恥ずかしくなってきた。