教室に入ると賑やかだった。

「おはよー!星菜」
「おはよう、凛」

私は凛の近くに近寄った。

凛は中学の時に出来た友達。
可愛くて大人っぽい。

けど、私と同じおバカさんだったりする。

夏休みは凛と遊ぶ予定をしていたけど、勉強で精一杯だった私に凛は少し不機嫌。

「何で?勉強すだしたの!?」

凛はすぐさま顔を近づけて、聞いてくる。

なんで…って。

「…笑わないでね…?」
「笑わないよ」

凛は真剣なまなざしになった。

「実は…空太が…和泉ヶ丘を受けるらしいの」

凛は空太の存在を知っている。
もちろん、私が空太のことを好きってことも。

「和泉なんか私には無理だけど…同じ学校に行きたいの!」

言い終わると。凛は口が開いていた。

きっと驚いてるんだろうな…。

「そっか…。頑張って!」
「ありがとう」

応援してくれた凛に思いっきり笑って見せた。