楽しいよ?

でも…私と空太は違うクラスじゃん!

それを分かってて言ってんの?

「星菜は何すんの?」
「まだ決めてないよ。空太は?」
「今年で最後だしな」

「今年で最後」か…。

来年はこうやって隣りさえ歩けないかもしれないんだよね。

私と違う女の人と歩いてる可能性だってある。

空太はなにも思わないの?

本当に今年で最後かもしれないのに…。

私はグッと涙をこらえて笑った。


学校に着いてそれぞれのクラスの教室へと別れる。

この時間も何気に嫌いだったりする。

でも現実だからしかたない。

「じゃな。星菜」
「また放課後ね」

手を振って空太は教室に姿を消した。