翌朝。 全然眠れなかった。 お義父さんとの昨日のことが、頭から離れない。 「……おはよ」 リビングに行くと、恵菜ちゃんとお母さんがいた。 「月菜!!」 「何、どうしたの?」 「見てよこれ!アンタ何か知らない!?」 そう言って突き出された紙。 「………………え」