光太の顔が硬直する。

もっと言ってあげようか。

アナタの今までにしてきたことを。

「見てみなさいよ、この傷痕。
 アナタはこれを思い出と言ったの。

 そんな祖先を持った来世の光太は、
 これを知ってどんな顔をする?

 きっと想像つかないくらい痛々しい顔をするわ」