スキだよ、ずっと。

放課後、隣のクラスに紗和を迎えに行くと



珍しくいなかった。



....何処いったんだ?




俺はとりあえず西校舎へ向かった。



紗和は抜けているところがあるから...


気づいたらこういうとこで寝てたりするんだ。



....いた。



けど...ん?


よくみると、紗和は誰かと話していた。



....1年か。



緑色のラインが入った上履きを履いている男は


顔を真っ赤に染めていた。



...ったく。



俺がいるのにいい度胸してんな。



俺は軽くキレて、ドカドカと紗和の元へ向かった。



「紗和に、何か用?」


そして紗和の腕を掴み、1年にそういった。



すると幼さ残る大きな瞳をばっと開いた。



「...っ依田..先輩っ!すっすみませんでした!!!」


そしてそういい残すと、一目散にいなくなった。




「要...ありがと」


1年がいなくなると、紗和は後ろから抱き着いてきた。


そして俺の背中に顔を埋めた。