「きゃあっ!冷た~い!かーなーめ!こっちだよお」
海についても、相変わらずマリアちゃんは
要にべったり。
2人には、あたしが見えてないの?
あたしは、目の奥が暑くなるのを感じて
小さなパラソルの下で俯いた。
...暑いはずの真夏の日差しも
隣に要がいないだけで
寂しくて、涼しく感じる。
要は...あたしのこと
嫌いになっちゃったの?
あたしなんかより、
マリアちゃんのほうがいいのかな?
まぁ実際、あたしより
可愛いし
明るいし
胸だって大きいし
色気もあるもんね。
すると
「紗和ちゃん?」
そこには
達也くんが立っていた。

