…あれから、もう1年経ったね。
成太がイギリスに行って、シンジと2人で学校に通ってた。
それから、シンジが………。
「…っ………っ…ご、ごめんなさ…い」
目頭が熱くなってきて、自然と涙が溢れだしてきた。
こらえたくても、こらえきれなくて。
…もう、泣きたくなかったんだ。
せっかく、こうして成太がいるんだから。
「なんで、謝んの?」
成太は強い眼差しで私を見つめる。
「だ…って、私……」
シンジのことを考えると、やっぱり泣いてしまう。
悲しいよ…つらいよ…。
「……帰るわ」
成太は立ち上がると、教室の扉を勢いよく開けた。
「っなる……!!」
帰るって、どこに!?
……イギリス?

