…それから、成太と2人でシンジのお墓参りに行った。
「久しぶりだな、シンジ」
成太はシンジの墓前で手を合わせる。
「もうすぐ開幕すんだよ。 すっげー楽しみ。
俺、まだまだ頑張るからよ。
またシンジも見に来いよな」
そう話しかける、成太の肩は小刻みに震えている。
私は、その背中をただじっと見つめることしかできなかった。
「次、アキの順番」
成太は立ち上がると私の背中を押した。
「…シンジ。 元気してる?私は元気だよ。
せっかく、成太が帰ってきてるんだから…何しよっか?」
…だめだよ。
これ以上、話せない。

