Time is...




…それからショウタくんと、たくさんのゲームで遊んだ。


「楽しかったな」


ゲームセンターを出て、近くの公園に立ち寄った。
ベンチに座ってジュースを一口飲む。


「うん。楽しかったね」


「にしても、アキちゃん弱すぎだろ」


ショウタくんはケラケラ笑う。
…私とショウタくんが対戦ゲームをしても、バカなくらいに大差で負けてしまう。
私が弱いのか、ショウタくんが強いのか…。


「手加減してよね」


私は拗ねたマネをする。
すると、ショウタくんの口から思いがけない言葉を耳にした。