私は再び後ろを振り返る。 すると、ショウタくんは机に顔を伏せていた。 「…ねぇ。 えっと…ショウタくん?」 私はショウタくんの体を揺すってみる。 でも、何の反応もない。 「初日から寝るんだね」 私は苦笑いしながら前を向いた。 …結局、ショウタくんはほとんど1日中、机に顔を伏せてた。 「アキちゃんってさ」 そんなショウタくんと下駄箱で鉢合わせた。 間近でみると、身長が高くて。 すごいきれいな顔立ちだ。