次に向かったのは、私の家。 何もない私の部屋だけど、よく3人で笑ってたよね。 コンビニでたくさんお菓子を買って、朝まで話してたっけ。 「久しぶりに食べるや。 おばあちゃんの店の駄菓子」 机に駄菓子をたくさん並べて、私は1つ口にした。 …次は、よく3人で遊んだ公園。 私は真っ先にブランコに座った。 「私が最初から乗れるなんて、めずらしいね」 次は、すべりだい。 「1人ですべれるよ」 すべりだいをすべり終えた瞬間…私の足は止まった。 肩が震えだして止まらない。 息をするのが、苦しい。