少し気になったその子とは話すこともなく、
忘れかけていた。

そして小学3年生、
新しくできた友達、龍輝と遊んでいた日のことだ。
龍輝の家のしたで2人でおいかけっこをしていたとおもう、

そこにある女の子が歩いてきた。
俺の前を横切りそのまますぐ近くの家へ入っていった。


どこかでみた気がした、
その子が入学式の時から少し気にしていた女の子だったのだ。


その日から、その子を少し目で追うようになった。