俺『ゆ、ゆい!!』
その声は唯に届くことなく、
唯は俺を避けるかのように教室へと帰って行った。
掃除が終わったのか、他のみんなもぞろぞろと帰り始めた。
じぶんはどうするべきなのか、必死に考えた。
すると
伸宏『なぁ、拓哉、どーした?』
あまり話さない伸宏が話しかけてきた。
俺『ん?なんでもないけど、、なぁ、伸宏。人を傷つけた時ってお前ならどうする?』
伸宏『いきなりだな(^^;;まぁそれは、謝るしかないと俺は思うけど?』
その言葉は俺へ重く響いた。
俺は必死に言い訳を考えていた。
でもよく考えたらあたりまえだ
謝るしかないじゃないか!

