まぁそんなこんなで卒業へと近づいていた日。 唯が飼っていた犬が、 亡くなった。 俺はこのとき初めて唯が犬を飼っていた事を知った。 唯は目がとても腫れていて泣いていたという事が伝わってきた。 それなのに俺は、 なんて言葉をかければ良いかわからず… 俺『唯ないてるやん!!だっさ~(笑)(笑)犬しんだぐらいで泣くなよ~』 気がつくと最低な言葉をかけていた。 小学生だった俺は、そんた悲しみわからずにすこし意地悪してやろうくらいの気分でこう言った。