そして肝試しが終わりに近づき帰るホテルが見えてくると俺と唯以外の班の子は、
みんな走って帰ってしまった。
こうして狙ったわけでもなく暗闇の中唯と2人きりになってしまった。
やっぱ肝試しって怖いよな~とか話しながら、
聞いてしまった。
俺『なぁ、唯。好きな人とかいんの?』
なんでいきなりそんなこと聞くんだよ俺!((((;゚Д゚)))))))
いやぁ、雰囲気ってこわい(笑)
唯『…いるよ。拓哉には教えないけどね(^^)』
…えっ!?
今なんて言った!?
いる!?
俺『だ、だれな『あ、もぉホテルだね!んじゃ先帰るよ~ばいばい!』
と、走って帰ってしまった。
周りからみれば、俺かもしれないと期待するところだがヘタレな俺は…
《だ、誰なんだ!?唯の好きな人…みつけてやる!》
と考えていた(笑)
その日から、唯と話す男子を調べ出したのは言うまでもない。

