多分彼は気がついてる―…私が起きている事に。 気がついていて優しく私の頭にキスを落とす。 「…またな」 頭に広がる温かさに、 こぼれ落ちないように堪えてた雫が溢れ出す。 『行かないで』 なんて言えない。 彼は私のものじゃないから。 彼には別の居場所があるから