【短】Ambiguous heart-不確かなココロ-


荒っぽく私を突き飛ばしたり、強引に唇を重ねる癖に
私に触れる手の平は酷く優しくて

嫌になる。



「…何を考えてるんだ」


『ん、別に、』


「余計な事何か考える余裕、無くしてやるよ」


『…ふっ、あっ!』



強く、強く、刺激を与えられて、息も出来ないぐらいに彼に満たされる。



この時だけ、
全てを忘れて

あなただけを感じられる。