『…それでも"またな"の一言でまた会えると思う私は―…』 自分の甘さに何も言えなくなって、情けない笑いを一つ落として目尻を拭った。 ふわふわと残る彼の残り香がまだ私を包み込んでいる。 いっその事、 この愛おしい香りたちが私の気持ちを連れ去って消えてくれれば良いのに。