『おはよー。佳代。』 「はよー。」 同じクラスの 東雲 花ちゃん。 明るくって可愛い、佳代の親友。 『ね、昨日のあれ、見た!?』 「見たよ〜。まさかD組の星川とあの美人の田口さんだもんねっ」 下駄箱で何でもないような話をして、いつもみたいに教室に向かおうとしていた時だった。