『佳代ー!いい加減起きなきゃ遅刻よーっ!』


「わかってるよーっ!」



茅ヶ崎 佳代

入学して半年

部活とかクラスにも慣れて、楽しい学校生活を送っていた。




「いってきまーすっ!」


扉を閉めて、走り出した。

自転車をこいで感じる風は、青春を思わせた。