紅に染まる森


カ「ある重大な証拠も見つかった。」

フ「?」

カ「解毒剤の空瓶だ。犯人が少年を毒殺するためにゴミ箱に捨てたとされる解毒剤の瓶が、空の状態で見つかったのだ。もし、犯人が執事を殺害して逃走した後にそれを拾って服用したとすれば、少年が生存しているかもしれない。」

フ「マジスか…。その少年が見つかれば、重大な証人になりますね!」

カ「あぁ。天才プログラマーを疑いたくは無いが、一番怪しいのはあいつだ。このまま闇に葬るのは警部として許せない。」