姉の冷たい目が自分を見つめる。

ミ「なんで……なんでこん…なこと……」

ア「…。責任重大だったのよ。家族に期待されるのも、結構ツラいのよ?人を刺すことで、自分が生きてるって感じするし。じゃ、ミナミ。さよなら。」

姉は凶器を持ち去って外へ出て行った。

次第に意識が薄れていく。

誰か……

姉ちゃんを止めてくれ……

藤崎アユナの家もまた、
紅く染まった…