女の子「逃げなきゃ…どこ…⁉」

開いた窓や通気孔を探すが、
なぜか外に続く穴が見つからない。
どこもかしこも密室のようになっている。

コッ……コッ………

エントランスを歩く足音が聞こえる。

その音が女の子を一層焦らせた。

女の子「どうか…神様、助けて…!」

半泣きになって、一番奥の部屋に逃げ込んだ。