紅に染まる森


ーーギィーーーー…

女の子「だ、誰かいますか…?」

降り積もった埃を踏みしめながら、進んでゆく。

女の子「**さん…?いたりします?」

返事は無い。
そこには暗闇と静けさがあるだけだった。

女の子は、二階へと続く階段を見つけた。

もしかしたら、二階の部屋にいるのかもしれない。

一瞬、生臭いにおいがした。