誰にも愛されず、必要とされない…

そんな現状が嫌になった少年は
ある夜、決意した。

真夜中に音がするのを不審に思った執事が、音のするキッチンに向かった。

執「はて…こんな真夜中に誰かいるのか?」

そっと厨房を覗くと、
そこには少年が1人で立っていた。

そして、ネズミ取りの毒水を飲んで自殺しようとしていた。