もうだめだ‼

と 目をつぶった。

でも、襲われた感じも痛みも無い。
あの世に連れ去られたのか?

恐る恐る目を開けると、
あのおじいさんは何処にもいなかった。

一瞬ホッとした後に、
さっきの恐怖がフラッシュバックした。

とうとう本物の幽霊を見てしまった。