「ひさしぶり………。」




フワッ…



懐かしい風と一緒に、懐かしい声が聞こえる。



「海…」

「陸くん…」


後ろにたっているのは、
もう、随分背も大きくなっている、海と陸。




「泰輝は…………」

陸が辺りを見渡して泰輝を探す