「楓祈と静玖のこと、頼むからね…」 その瞬間、汽車の出発を知らせるベルが鳴った 「じゃあな!」 陸と海は、最後に笑顔を見せて、汽車に乗り込んだ。 「「海っーーー!!!!!!陸っーーー!!!!!!」」 行かないでっ…! お願い…置いてかないで! ずっと一緒にいてよ…