私はそんな吉田くんが、
ほっとけなかった。大事な時期なのに
大事な進路についてなにも考えていないこいつが。

それはすきたからではなく、
恋愛感情もあるわけでもなく、
とにかく手伝ってあげあくなっただけ。


勉強をおしえているうちに
すごく、仲良くなっていた。
まわりに誤解されることはなかった。
吉田くんが精神年齢低すぎなのは
みんなわかっていたし、
なにより私には優大というかけがえのない
彼氏が、いたからだ。