私は彩那。

私が初めて人を好きになったのは
小学5年生。
転校先の学校で水樹という同い年の男子に
恋におちてしまった…

その日は、

先生》転校生の彩那さんです。
あの水樹くんの後ろが彩那さん
の席だよ。

彩那》はい!ありがとうございます。

私は指定された席にいきました。
そこには水樹くんともう一人の友達が会話を
していて水樹くんが私に気づいた。

水樹》よろしく!

そういってお辞儀をされた。
この学校にきて一番はじめに声をかけてくれた
水樹に私は恋におちてたのだ。

何日か経って私は
クラスに馴染み、席が近かった水樹とは
友達以上の関係になった…

ある放課後のこと

水樹の友》彩那ちょときて?

私はその人に水樹のとこまで
連れていかれた。

水樹》おれは彩那が、すきだ!

彩那》えー!うそー!信じられない。

水樹の友》本当だって!(笑)

水樹》本当だよ!すきやねん(笑)

なんで関西弁やねん(笑)
でも、なんか嬉しくて涙が。

彩那》彩那もすきだよ!

こうして私たちは恋人となり、
ずっと続くと思っていた…

こんな関係は途切れ途切れありの
中学2年の夏までだった。