ミキの落ち込みも徐々に回復し元通りになりつつある中で、ミキは学年主任の遠藤先生から生徒会に立候補しないかと薦められた。
(えっ?何で私なの?他にもいるのに・・・。)
何て思った。
遠藤先生は、そんなポカンとしているミキを見て、
『伊原は任せれた仕事をきちんとこなす。だからやってもらいたいと思った。』
ミキは悩んだ。今の自分にそんな大役が出来るかどうか不安だった。
しかし遠藤先生は、
『人間は最初から上手く出来る訳ではない。初めてやっていろんな失敗を幾度となく繰り返し学習していく。それが人間だ。失敗してくよくよするのは己の心が弱いからだ。伊原は失敗してもまた諦めずに行動する。私はそんな伊原を見てぜひ生徒会に入ってもらいたいと思ったんだよ。』
ミキは遠藤先生の話を聞いて、立候補するだけしてみようと思った。
すぐにナナコに会いに行き生徒会に立候補すること話した。
『ナナコー!!私生徒会に立候補することにしたの。応援してほしいなと思って。』
元気になってミキを見てナナコは迷う事なく、
『応援するに決まってるでしょ!!私が応援するんだから、当選してくれなきゃ困るからね?(笑)』
と笑って言った。
ミキは、生徒会副会長に立候補し準備を進めた。
ミキと同じクラスのみんなは、ミキを応援した。
立候補届けを出して受理されてから1ヶ月が経ち選挙の日になった。
生徒会副会長に立候補したのは、ミキを含め3人だった。
ミキは不安に思いながら、演説を始めた。
ナナコとクラスメイトは、優しく見守りながらミキの演説を聞いた。
ミキは5分間の演説を終え、選挙は終わった。
投票の時間から開票、そして発表までの間ミキもクラスメイトも緊張している。
『生徒会執行部の発表を行います。会計男子・・・君。会計女子・・・さん。書記男子・・・君。書記女子・・・さん。副会長・・・伊原ミキさん。会長・・・君。』
校内放送で、ミキの名前が出たとたんクラスメイト達はまるで自分自身が宝くじが当たったかのように喜んだ。
ミキが校内放送で発表を聞いてから、3日経った。
家族はミキが副会長に当選したことを心から祝った。
一番喜んでいたのは、ユウキとアヤミだった。アヤミは嬉しさが大きく涙した。
副会長になって、やる事がさらに多くなった。
しかし、とてもやりがいがあった。
不安もあったが、まわりの助けがあったからこそ今の自分があると思っていた。
ナナコは、そんなミキを見て生き生きしていると感じた。
副会長という大役を務めながら、一人の女性として輝いていると思った。
まわりの男子がミキをどう見てるかは分からないが、副会長になったミキを見てまた違うミキを見てくれる事を願ったのだった。
(えっ?何で私なの?他にもいるのに・・・。)
何て思った。
遠藤先生は、そんなポカンとしているミキを見て、
『伊原は任せれた仕事をきちんとこなす。だからやってもらいたいと思った。』
ミキは悩んだ。今の自分にそんな大役が出来るかどうか不安だった。
しかし遠藤先生は、
『人間は最初から上手く出来る訳ではない。初めてやっていろんな失敗を幾度となく繰り返し学習していく。それが人間だ。失敗してくよくよするのは己の心が弱いからだ。伊原は失敗してもまた諦めずに行動する。私はそんな伊原を見てぜひ生徒会に入ってもらいたいと思ったんだよ。』
ミキは遠藤先生の話を聞いて、立候補するだけしてみようと思った。
すぐにナナコに会いに行き生徒会に立候補すること話した。
『ナナコー!!私生徒会に立候補することにしたの。応援してほしいなと思って。』
元気になってミキを見てナナコは迷う事なく、
『応援するに決まってるでしょ!!私が応援するんだから、当選してくれなきゃ困るからね?(笑)』
と笑って言った。
ミキは、生徒会副会長に立候補し準備を進めた。
ミキと同じクラスのみんなは、ミキを応援した。
立候補届けを出して受理されてから1ヶ月が経ち選挙の日になった。
生徒会副会長に立候補したのは、ミキを含め3人だった。
ミキは不安に思いながら、演説を始めた。
ナナコとクラスメイトは、優しく見守りながらミキの演説を聞いた。
ミキは5分間の演説を終え、選挙は終わった。
投票の時間から開票、そして発表までの間ミキもクラスメイトも緊張している。
『生徒会執行部の発表を行います。会計男子・・・君。会計女子・・・さん。書記男子・・・君。書記女子・・・さん。副会長・・・伊原ミキさん。会長・・・君。』
校内放送で、ミキの名前が出たとたんクラスメイト達はまるで自分自身が宝くじが当たったかのように喜んだ。
ミキが校内放送で発表を聞いてから、3日経った。
家族はミキが副会長に当選したことを心から祝った。
一番喜んでいたのは、ユウキとアヤミだった。アヤミは嬉しさが大きく涙した。
副会長になって、やる事がさらに多くなった。
しかし、とてもやりがいがあった。
不安もあったが、まわりの助けがあったからこそ今の自分があると思っていた。
ナナコは、そんなミキを見て生き生きしていると感じた。
副会長という大役を務めながら、一人の女性として輝いていると思った。
まわりの男子がミキをどう見てるかは分からないが、副会長になったミキを見てまた違うミキを見てくれる事を願ったのだった。

