放課後のミキは急いで生徒会室に行く。
ドタドタバタバタ!!!
息を整えて、深呼吸をした。
『議会を始めま~す!!』
執行部員は、待ってましたと言わんばかりの顔をした。
今日は大事な月のモットーを決める日だった。
会長が不在の為副会長であるミキを中心にしてモットーを決める。
いろんな案が出てミキもホッとした。
会議は順調に進んだ。
『では、今月はこのモットーでいきたいと思います。お疲れさまでした。』
議会は、無事に終わった。生徒会日誌を書き、後片付けをしていると、ナナコが現れた。
『ミキッ!!終わった?』
『ナナコ!?終わったよ。どうしたの?そんなに慌てて。』
『実はねッ!ミキに紹介したい人がいるんだけど、ミキって気になる人いる?』
『気になる人はいないけど。それより紹介したい人って何?』
『私も、彼の友達だから会った事がなくて・・・。』
『そうなんだぁ・・・。ん~・・・考える時間をくれないかな?嬉しいんだけど、急に紹介って言われても、どうしたらいいか分からんし。』
『そりゃあそうだよねッ!!彼には保留でって言っておくよ。後どんな人か私が一回見てみるよ。私だってミキに変なやつを紹介したくないし。』
『ありがと。ゴメンね?ナナコ・・・。』
『そんな気にしなくて大丈夫だよ。』
ミキは、嬉しかったが気持ち的に恋したいとかがなく、今は生徒会副会長としての仕事をきちんとこなしたいという気持ちが大きかった。
仮に紹介してもらって連絡を取り合う事になったとしても、忙しさのあまりほったらかしにしてしまうかもしれないと思った。もちろんそれはあったからに悪いことだし、紹介してくれたナナコやナナコの彼氏にも悪いと思った。
家に帰って、アヤミに相談しようと決めた。
今じゃ何でも話せるようになった。あの時、親身になってくれたアヤミを自分のホントのお姉ちゃんとして接していくうちに、打ち解けたのだろう。
最近は家に帰る事が楽しくて仕方がなかった。
アヤミに、学校での生活や副会長としての悩み、進路とか、とにかく小さな事でも、話すのが楽しみになっていた。
いつものように家に帰る。
『ただいまッ!!お姉ちゃんいる~??』
『お帰り~。』
(あれ?お姉ちゃんの声じゃないな。)
リビングに行くと、いつもいるはずのアヤミとお母さんの姿がなかった。
『お兄ちゃん。お母さんとお姉ちゃんは?』
『出掛けてるよ。けど、さっき電話きてもうすぐ着くってさ。』
『ふぅ~ん。じゃあ帰ってきたら呼んでね。』
『はいはい。』
いつもと、様子が違うユウキに少しだけ不思議に思いながら自分の部屋に行った。
(お姉ちゃん達が帰ってくる間に宿題でもやって待っていよっと)
ドタドタバタバタ!!!
息を整えて、深呼吸をした。
『議会を始めま~す!!』
執行部員は、待ってましたと言わんばかりの顔をした。
今日は大事な月のモットーを決める日だった。
会長が不在の為副会長であるミキを中心にしてモットーを決める。
いろんな案が出てミキもホッとした。
会議は順調に進んだ。
『では、今月はこのモットーでいきたいと思います。お疲れさまでした。』
議会は、無事に終わった。生徒会日誌を書き、後片付けをしていると、ナナコが現れた。
『ミキッ!!終わった?』
『ナナコ!?終わったよ。どうしたの?そんなに慌てて。』
『実はねッ!ミキに紹介したい人がいるんだけど、ミキって気になる人いる?』
『気になる人はいないけど。それより紹介したい人って何?』
『私も、彼の友達だから会った事がなくて・・・。』
『そうなんだぁ・・・。ん~・・・考える時間をくれないかな?嬉しいんだけど、急に紹介って言われても、どうしたらいいか分からんし。』
『そりゃあそうだよねッ!!彼には保留でって言っておくよ。後どんな人か私が一回見てみるよ。私だってミキに変なやつを紹介したくないし。』
『ありがと。ゴメンね?ナナコ・・・。』
『そんな気にしなくて大丈夫だよ。』
ミキは、嬉しかったが気持ち的に恋したいとかがなく、今は生徒会副会長としての仕事をきちんとこなしたいという気持ちが大きかった。
仮に紹介してもらって連絡を取り合う事になったとしても、忙しさのあまりほったらかしにしてしまうかもしれないと思った。もちろんそれはあったからに悪いことだし、紹介してくれたナナコやナナコの彼氏にも悪いと思った。
家に帰って、アヤミに相談しようと決めた。
今じゃ何でも話せるようになった。あの時、親身になってくれたアヤミを自分のホントのお姉ちゃんとして接していくうちに、打ち解けたのだろう。
最近は家に帰る事が楽しくて仕方がなかった。
アヤミに、学校での生活や副会長としての悩み、進路とか、とにかく小さな事でも、話すのが楽しみになっていた。
いつものように家に帰る。
『ただいまッ!!お姉ちゃんいる~??』
『お帰り~。』
(あれ?お姉ちゃんの声じゃないな。)
リビングに行くと、いつもいるはずのアヤミとお母さんの姿がなかった。
『お兄ちゃん。お母さんとお姉ちゃんは?』
『出掛けてるよ。けど、さっき電話きてもうすぐ着くってさ。』
『ふぅ~ん。じゃあ帰ってきたら呼んでね。』
『はいはい。』
いつもと、様子が違うユウキに少しだけ不思議に思いながら自分の部屋に行った。
(お姉ちゃん達が帰ってくる間に宿題でもやって待っていよっと)

