暗い暗い世界


『─…らい──…未来…』


声が聴こえる

優しい…澄んだ声……


目を開くと私と同じ茶髪の女の人と長身の男の人が立っていた


さっきまでの暗い世界じゃない

綺麗な光の溢れる世界




…………誰…?

思い出そうとすると頭が痛くなる…



そしてまた暗闇の中へ堕ちていった



目を覚ますといつの間にか眠ってたらしくベッドの上に居た


「…夢……か…。

あの人は…誰、だったんだろ…?」


思い出そうとして頭がズキズキと痛む



私は意識を手放してしまった