『そうなの。一応、茅乃にはメールをしたんだけど、見てなかったみたい。早く帰ってきて、一緒にお食事を家族三人でしようと思ってたんだけどね』
「あ、そうなんですか…。なんか、すみません…」
俺のせいで、茅乃の帰宅時間が遅くなったわけだし……
『あら、そんなこと別にいいのよ。責めてるわけじゃないんだし。だけど、パパとの約束の時間までには茅乃が家に帰ってくるのは無理そうだし、圭くんと一緒にいるのだから、圭くんにお願いしてもいいかしら?』
「あ、はい…」
実際のところは、そのお願いの意味がよくわからないが、俺が邪魔をしてしまったわけなのだから、それぐらいはきかないとな。
『圭くん、茅乃と一緒に夕ご飯食べてあげてくれない? たぶん、帰るのは日が変わるか変わらないかぐらいになると思うの。ちょうど、明日は学校も休みだし、圭史くんがよかったら、茅乃を泊めてあげてもらえないかしら?』
「・・・・・え?」
今、おばさん、泊めてあげてとか言わなかったか?
『―――やっぱり、突然のことだし、ダメかしら?』
いやいやいや。
突然とかそういうことじゃなくて、あなたのほうがいいんですか!?
俺は、そう問いたい。
「俺は別に……」
おばさんがそれでいいのなら、俺的には全く問題ない。
それどころか、大喜びで引き受ける。
だけど―――…


