「告白されたんだ~…」
なんかよくわからないけど、ショック。
告白されることは、圭くんが悪いわけじゃない。
人の想いを止めることなんてできないから、どうしようもないこと。
それは、わかってる。
頭の中ではわかってはいるんだけど……
どうしてかわからないけど、ショックだった。
ううん、本当はわかってる。
なぜ、ショックなのかって。
それは、相手がとても綺麗な大学生だったから。
あたしと圭くんの間には、四歳という年の開きがある。
それはどう足掻いても、どうすることもできないこと。
だからこそ、焦る。
まだ、高校生で制服を着ている自分と、綺麗に化粧をし、大人びた印象を見せたあの人との自分の差を見せつけられているようで――…
「何、黙り込んでんだよ」
「えっ…?」
「心配しなくても、ちゃんと断ったよ。彼女が居るって」
「そ、そうなの?」
でも、あの人、圭くんが彼女であるあたしを連れてきたことにすごく驚いていたけど――…
他の人も圭くんに彼女がいることを聞いて驚いていたみたいだし――…
「でも、驚いてたよ、あの人」
「何が?」
「だから、圭くんが彼女であるあたしを連れて行って」
「そりゃそうだろ。お前を研究室に連れて行くなんて、一言も言ってなかったからな」
・・・あれ?
あたしが言いたいことって、そういうことじゃないんだけど――…


