ハッ!と圭くんの企みに気づいた時にはすでに手遅れ。
「な、何!? なんなのよ、これは~~~!!」
必死で手の拘束を解こうとするものの、どうやらタオルはベッドのヘッドに繋がれているようで、自分の前に持ってくることさえもできない。
まさに囚われの身―――…
そして―――…、そんなあたしのことを見下ろしてくるのは、思いっきり悪い顔をして企んでいる圭くんの姿だった。
「すげぇ・・・。制服に拘束って、すげぇそそる」
その言葉に、あたしの背筋がゾゾゾッとした。
「へ、変態・・・」
「変態? この光景を見て、何とも思わない男のほうが男として問題ありだろ」
ああ言えばこう言うとは、まさしくこのこと。
「こんなことして、何が目的なのよ!」
「目的? 目的なんてものは別にないけど……。ただ、自分の欲望に忠実に行動した結果か?」
なぜ、答えた圭くんが首を傾げる。
首を傾げたいのは、あたしの方だっての!
キッと圭くんを鋭く睨み付けていると、圭くんがあたしの顔へと近づいてきたかと思うと、首筋を舐めた。
その感触に、体がびくりと反応する。
「う~…、もう、信じられない……。とにかく、これを離してよ……」
なんとか離して欲しくてもがくと、ベッドがギシギシと動く。
カシャッ
―――ん?
なんだ?
今の音?


