Love Trip in Italy (番外編)



―――――ダメだ!!


その顔は反則だろ。


ヤバい……のぼせそう。


「杏花」


「はい?」


「どうした?」


「ん」


何故か沈黙が……。


杏花はふぅ~と大きく息を吐いて、


「あのね?」


「……ん」


杏花は恥ずかしそうに胸を隠しながら…


「お…ねが…い……聞いて……くれる?」


―――――――やっぱり、おねだりか。


けど、杏花のおねだりなら別にこんな事しなくたって


俺ならいつでも聞いてやるのに……。


フフッ……やっぱり、どこまでも可愛いヤツ。


俺は杏花の腰に手を回して抱き寄せた。


そして、杏花の耳元で……