Love Trip in Italy (番外編)



杏花は見るモノ全てに目を奪われている。


そんな杏花の横に立ち、俺はじっくり杏花を眺めて。


「ねぇ、要ならどっちが好き?」


「ん?俺は……コレ?」


ポンポンと杏花の頭を軽く叩くと、


杏花は顔を赤く染めて……


「もう…からかわないで///////」


恥かしがる杏花が愛おしい。


杏花は次から次へと商品を手にしては元に戻し、


同じ所をグルグル……何度も行き来して…。


そんなに欲しいなら買えばいいのに。


「欲しいだけ買ってやるぞ?」


「ううん。自分で使いたいワケじゃないから」


「ん?土産か?」


「ん~~違うんだけどね?」


「ん??」


杏花の言っている事が分からない。


欲しいのに買おうとせず、


かと言って誰かにあげたいワケでもない。


じゃあ……一体、何なんだ?