朝、目が覚めると…腕の中に杏花の姿が無かった。
慌てて手を伸ばすと……
「……ッん?……要?起きたの…?」
杏花が寝起きですり寄って来た。
何時の間に俺の腕から??
全然気が付かなかったな。
何だかイタリアに来て、
普段より気苦労が多いせいか、
……眠りが深いらしい。
「要?今日はどうするの?どこか…行く所が決まってる?」
杏花は俺の胸に顔を埋めながら。
「ん?杏花はオペラ…観た事あるか?」
「オペラ?」
「あぁ。ミラノのスカラ座が発祥なんだが、俺らの滞在中が偶々休演日でな」
「えっ?そうだったの?」
「あぁ。イタリアに連れて来たら1度は観せてやりたいと思ってな」
「観たい、観たい!!私、観た事ないもの!!」
杏花は興奮のあまり起き出して、
俺の目の前に悩殺的な下着姿で。



