杏花をホテルスタッフに任せて、俺は部屋へ。
予め用意して貰った衣装に着替え、
打ち合わせの為…ロビーへ。
スタッフと念入りに打ち合わせし、ホテルを後にした。
俺の用意したサプライズに驚き、
パニック状態の杏花が俺の前に現れた。
ドレスアップした杏花は俺が言うのも何だが、
キレイ…凄くきれい……世界一綺麗だ!!
杏花は興奮気味に辺りをキョロキョロ。
ゆっくり俺の元へ歩いて来る。
入り口の扉の前で……
「要!!これどういうこと!?」
いきなり大声で質問して来た。
「シ―――ッ!!ここは大声厳禁な?」
「……な?って…。でも……」
杏花はドレスのスカートを少し持ち上げながら
困ったような、嬉しいような、恥ずかしいような
はにかんだ表情をしている。
「俺からのサプライズ。とりあえず、まだツアー中だからな?甘やかされてればいいんだよ」
「……もう!!」



