映画でも有名な場所だから、観光客は凄い数。
すると―――――、
「要?ジェラート食べてる人いないね?」
「ん?ジェラート?」
「だって、アン王女はアイス舐めながら…」
……映画の話か。
「杏花、それはだな…」
「うん」
杏花はちょっぴり不安そうに…
「皆が皆、ここでアイスを食べたから広場が汚くなって…」
「………」
「だから……今は食べちゃダメになったんだ」
「えぇ~~!!」
「だから、雰囲気だけ……な?」
「………うん」
しょんぼり肩を落とす杏花。
ここでアイスを食べたかったらしい。
食べれないもんは仕方ない。
「杏花、ショップ見に行こう?好きなもん買ってやる」
「うん!!」
杏花は再び目を輝かせた。



