そして、それからの5日間綾は毎日Aに来ていた。



当然、女子が騒ぎ立てるわけで……


「綾様と裕哉くんのツーショット!舞、困っちゃう~」


なんて声も聞こえてくるわけで……


でも私の瞳はあれから空っぽの京香の席を映していた。



今、考えると心配してくれた京香に対して最低なこと言った。


あの時の私はどうかしてた…。


胸の中で疼いた黒い感情を何にも知らない京香にぶつけて傷つけた…。



ごめん…私が思ってることって間違ってることのほうが多い。


裕哉のことも……


京香のことも……




裕哉のことが解決したらお見舞いに行こう…。