「妃稲ちゃん?それ、妃稲ちゃんだよ。それ以外に誰がいるの?」




.....私?



「本当でしょうか、春斗くん?」


「うん、面白いね。妃稲ちゃんは~。」



あははっと軽く笑う春斗君。



ガシャン



「「あーーーー!!!」」




私は渡された鏡を落としてしまった。



「妃稲ちゃん、それア○スイのブランド鏡だよ?落とさないでよ~。」


「ご、ごめん。あまりにも衝撃的過ぎて....。」



慌てて拾い上げてもう一度鏡を見る。



確かに、顔の引きつり方が私だ.....。