そして、30分後------------
「はい、完成。鏡で自分を見てねー。」
「....うん。」
無理やりいろいろなものを顔に塗られて分けのわからなくなった私は言われるとおりに渡された鏡を覗き込んだ。
「....稜。」
「なんだ?」
「鏡の中に誰かいる。」
------数秒の沈黙-------
「ホラーみたいなこと言うな。」
稜は、お前以外に誰がいるんだよと笑ってたけど。
だって、
「綺麗な人がいるんだもん。」
ほら、見てよ。
と、鏡を稜に渡す。
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