【完】恋愛コンプレックス




「あれ、見て。メリーゴーランド。」




ふと唇を優しく離された。






そこに写った景色は朝からの景色よりもっと深い色をしていて今のすべてそのままのものが飲み込まれてしまいそうだった。





そして、私が望んでいたものがそこにあった。




「ハートのイルミネーション!...素敵。...私、稜と今日ここにこられてよかった。」


「そんなこと言ったら止められなくなるだろ。っちゅ...」



さっきより少し深くて甘美なキスをした。



もう私を隠すものは何もない。



防具も何もなしのありのままで稜を見つめられる。




裕哉...


ようやく私は前に進めたみたいだよ。