嘘… 冗談? それとも幸せな夢? でも綾から伝わる体温が夢じゃないって教えてくれる。 私は何にも言えなかった。 その好きって言葉は今まで何回聞いた告白よりも鮮やかに色づいていた。 私も……… 好きだよ。 同情とか罪悪感とか何にもなしにそう思える。 私の黒い過去まで飲み込んでくれて支えてくれて正してくれた…… 好きだけじゃ物足りない。 大好き。 「まもなくゆっくりメリーゴーランドは降下します。」 音楽が止まってアナウンスが聞こえた。