「う~ん・・・
ちょっと腫れてるけど問題はないわ。
河西、氷水用意して!!」


「えっ!?
あ、はいっ!!」


「ただ今っ!!」


友美が私を押しのけて、
冷蔵庫から氷を出し、氷水を作る。


「はいっ、先生っ!!」


「おっ、サンキュ!!」


「いえ、こんなのおやすいい御用です!!」


友美・・・


「ありがとう。」


外木場くんが友美にお礼を言うと、

「ううん、大丈夫?」

と、友美は心配そうに首を少し傾けながら
外木場くんの顔を覗き込んだ。



あいつ・・・

完全に女の目になってる・・・


友美のあの笑顔に落ちない男は
まずいない・・・