「すみません…!」 私は静玖先輩に頭を下げた 「私が、行こうって言わなければ…」 涙が溢れそうなのを、ぐっと堪える 「楓祈ちゃんだけのせいじゃないよ!」 静玖先輩は、いつも、私に優しくしてくれる… 私はそんな静玖先輩を危険なめに合わせた… 怖いおもいをさせてしまった… 陸上部のみんなにも…