「ひっっ!」
静玖先輩は座り込んだ
「たっ!助けて!!」
陸は、泣きじゃくる子供のように、助けを求める
「陸っっっ!!」
一番最初に陸の手を掴み、必死に引っ張ったのは、
一番ビビっていた、猛だった…
顔を真っ赤にして、助けようとする猛…
あんなに怖がってたのに…
「陸っっ!」
続いて、泰祈が陸を引っ張った
静玖先輩は震えながら、カメラをまわしていた
「くそっっ!!」
海が障子を蹴り飛ばした
その瞬間、障子の向こう側が見えた…
誰もいない……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…